「鬼ころし」という日本酒をご存じですか？
名前は聞いたことがあったり、見かけたことはあったりしても、どういった由来があるのか、どんなお酒なのかは知らない人が多いかもしれません。
実は、日本全国にさまざまな「鬼ころし」があるのです。
今回は、そんな「鬼ころし」のルーツに触れつつ、おすすめのアレンジレシピなどをご紹介します！
「鬼ころし」ってどういう意味？名前の由来を解説
スーパーやコンビニのお酒コーナーで見かける機会の多い「鬼ころし」。
日本盛からも、赤・青の2種類の鬼ころしを販売しています。
少し物騒な言葉に聞こえますが、実は辞書にも載っている言葉なのです。
鬼ころしとは、本格辛口日本酒のこと。
“鬼もころすほど辛い”お酒であることが由来だといわれています。
酒好きの鬼を退治する際に、お酒を飲ませて酔わせて退治したとの逸話も。
鬼ころしはひとつではない？！全国にたくさんの鬼ころしがある理由
「鬼ころし」という名前の商品は、日本盛以外の酒蔵からも販売されています。
ひとつのメーカーから出ている特定の銘柄だと思われがちですが、実はそうではなく、全国各地にたくさんの鬼ころしがあるのです。
発祥は、岐阜県飛騨高山市にある「老田酒造」。
江戸時代の中期より辛口酒を醸し続けており、「元祖・鬼ころし」として有名です。
しかし、商標登録がされていなかったことから全国の多くの酒蔵が「鬼ころし」と名付けたお酒を造るようになりました。
こういった経緯から、今では全国のあらゆる地域に鬼ころしが広がっています。
日本盛の鬼ころしはどんなお酒？赤・青のそれぞれを紹介！
日本盛の鬼ころしは、赤・青の2種類。
ここでは、それぞれの味わいや特徴をご紹介します！
コンビニやスーパーなどで販売しているので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
赤いパッケージの「鬼ころし」
2001年7月に販売開始をした、赤いパッケージの「鬼ころし」は、飲み飽きしないすっきりとした味わいの淡麗な、やや辛口の日本酒。
昔は一升瓶などでも販売していた日本盛定番の商品です。
常温でストレートで飲むのがおすすめですが、しっかりと冷やしたりぬる燗にしたりと、いろいろな飲み方を楽しめます。
青いパッケージの「鬼ころし しぼりたて」
赤鬼の人気を受けて2011年4月に販売を開始した、青いパッケージの「鬼ころし しぼりたて」は、その名のとおり、しぼりたての新鮮な風味をそのまま封じ込め、フレッシュな味わいと香り、爽やかな喉ごしが特徴の淡麗辛口の生貯蔵酒です。
しっかりと冷やして飲むと、よりすっきりとした爽快感を味わえます。
日本盛「鬼ころし」を使ったカクテルアレンジ3選
日本盛の「鬼ころし」は、付属のストローでそのまま飲んでも美味しいですが、アレンジの幅も自由自在！
2024年1月には、日本盛公式X（旧Twitter）にて「#鬼ころしアレンジ選手権」を開催しました。
今回は、実際にお客さまから寄せられたアレンジレシピの中から、特におすすめのものを紹介します。
酸っぱくてほんのり辛さも感じる「鬼ころしガリチュー」
まずは、日本盛考案の「鬼ころしガリチュー」をご紹介します。
紅しょうがの甘みと辛みが混ざり合い、爽快感バツグンのカクテルです。
梅昆布茶を混ぜることで、旨みもアップしますよ。
＜材料＞
・鬼ころし：1パック
・紅しょうが：お箸で2掴み
・紅しょうがが浸かっていた甘酢：大さじ2分の1
・梅昆布茶：1g（付属スプーンの半分 or 約4つまみ）
ベリーの酸味と甘酒のコクが混ざり合う「鬼ころし カシスマッコリ風カクテル」
続いては、お客さまよりご紹介いただいた「鬼ころし カシスマッコリ風カクテル」です。
まろやかな甘みの甘酒と淡麗辛口の鬼ころしが見事に調和し、マッコリのような味わいに。
ベリーの酸味が加わることで、まったりとした風味の中にも爽やかさを感じるカクテルに仕上がります。
＜材料＞
・鬼ころし：1パック
・冷凍ミックスベリー：お好みの量
・甘酒：400g（鬼ころしの倍の量）
※お酒に弱い場合は、好みに合わせて量を調整
ミックスベリーをスプーンなどで潰した後に、甘酒を投入。
その後、味の濃さを整えるように鬼ころしを注ぐのがおすすめです。
爽やかな柑橘の香りが◎「鬼ころし 冷凍金柑カクテル」
最後にご紹介するのは「鬼ころし 冷凍金柑カクテル」。
こちらも、お客さまよりご紹介いただいたレシピです。
柑橘の爽やかな香りと、日本酒のフルーティーな香りが相性バツグン！
しっかりと凍らせた金柑が氷の代わりとなり、冷たさをキープできます。
まさに、これからの暑い季節にピッタリのアレンジですね。
＜材料＞
・鬼ころし：1パック
・冷凍した金柑：お好みの量
金柑のほかにも、お好みの冷凍フルーツで作ってみるのもおすすめです。
そのまま飲んでも、アレンジしても◎ お気に入りの飲み方を見つけてみて。
コンビニやスーパーなどで気軽にゲットできる「鬼ころし」。
そのまま飲むのも美味しいですが、自由にアレンジしてみることで、楽しみ方は何倍にも広がります。
美味しい飲み方を見つけたら、ぜひSNSなどでシェアして教えてくださいね。
2024年8月2日（金）11:00 販売開始
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