だんだんと寒さが厳しくなり、冬本番が近づいてきました。
寒い季節には、温かい食べものや飲みもので、身体の内側からも暖を取りたくなりますよね。
そこで今回は、冷えた身体を温めてくれる日本酒のアレンジ方法をご紹介します。
今回は飲み方アレンジ以外にも、日本酒活用方法・楽しみ方を幅広く掲載しているので、ぜひ最後までお楽しみください!
割っても温めてもOK!日本酒の楽しみ方は自由自在
日本酒は、ウィスキーやリキュールなどと比べると、割らずにストレートで飲むイメージが強いかもしれません。
しかし、実は日本酒もほかのお酒と同様に、炭酸で割ったり温めたり、自由なアレンジを楽しめるお酒なのです。
割りものや温度が変わることで味わいや香りがガラリと変わる点も、日本酒の楽しみ方のひとつだといえます。
同じ銘柄のお酒であっても、まるでまったく別のお酒かのように、さまざまな表情を見せてくれるのが、日本酒の醍醐味です。
SAKARI onlineでは、これまでにも日本酒の飲み方・楽しみ方を数多く紹介してきました。
寒い冬にほっこり楽しめる、ホットで美味しい日本酒アレンジ
寒い冬には、身体を温めてくれる飲みものが恋しくなるもの。
まずは、ホットで美味しくいただける日本酒のアレンジ方法をご紹介します。
日本酒アレンジの定番!おでんの出汁割り
おでんの出汁割りは、数ある日本酒のアレンジ方法の中でも定番中の定番ともいえます。
日本酒の風味とお出汁の優しい塩味が混ざり合い、病みつきの美味しさに!
「冬になったら必ず飲んでいる」という出汁割りファンも多いです。
【作り方】
①まずはゆっくりと、おでんと日本酒を味わう
②日本酒を少し残す
③おでんの出汁をボトル缶に投入
④仕上げに七味唐辛子をお好みで入れる
日本盛の「生原酒ボトル缶」を使えば、グラスなどの酒器を使わず簡単におでんの出汁割りを作れます。ボトル缶シリーズはいくつか種類がありますが、しっかりとした味わいの本醸造酒が特におすすめです。
レトルトやコンビニのおでんと生原酒ボトル缶を持って、キャンプなどのアウトドアシーンで出汁割りを楽しむのもおすすめですよ。
寝る前のリラックスタイムにも。日本酒の紅茶割り
日本酒の紅茶割りは、身体が温まるだけでなく、日本酒と紅茶の香りに癒やされるアレンジ方法。寝る前のリラックスタイムにもぴったりです。
お米の旨味やコクを感じやすい純米酒と合わせることで、紅茶がよりまろやかな味わいに。
「生原酒ボトル缶 純米吟醸」は、フルーティな香りとやや甘口な味わいが特徴であり、紅茶とも相性抜群です!
【作り方】
①温めたポットに杯数分の熱湯とティーバッグを入れ、フタをして蒸らす
※カップも温めておくのがポイント
②耐熱グラス(おちょこの)半分ぐらいの量の日本酒を入れて電子レンジで温める
③紅茶をカップに注ぎ、日本酒を加えたら完成
「飲む」だけじゃない!余った日本酒を活用できる、身体を温めるアレンジ方法
美味しく「飲む」以外にも、日本酒を楽しむ方法はたくさん!
ここでは、余った日本酒を活用できる、冬におすすめな日本酒のアレンジ方法を紹介します。
年末年始などでお酒が残ってしまった際にもおすすめなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
万能調味料としてお料理に
日本酒は酸味・甘み・旨み・香りのバランスがとれており、万能調味料といっても過言ではありません。
そんな日本酒を料理に使うことで、いつもよりも風味豊かな味わいへと変化します!
ここでは、日本酒を料理に使用する方法を3つご紹介します。
日本酒しゃぶしゃぶに
通常のしゃぶしゃぶはお湯にお肉を通しますが、お水を一切使わずに日本酒オンリーでおこなう「日本酒しゃぶしゃぶ」がおすすめです。
日本酒に豊富に含まれているアミノ酸がお肉の臭みをとってくれるだけでなく、お肉が柔らかくなったり味がまろやかになったりと、通常のしゃぶしゃぶよりもさらに美味しくいただけます。
アルコールをしっかり飛ばせば、お子さまやお酒が苦手な人でも安心して食べられますよ。
ご飯を炊く際に
日本酒はお米から造られているため、同じくお米であるご飯との相性は言わずもがな。
ご飯を炊く際に日本酒を入れると、光沢や甘みが出てふっくらとした炊き上がりになります。
まるでつきたてのお餅のような豊かな香りが漂い、おかずがなくてもどんどん食べ進めてしまう美味しさです!
お米1合に対し日本酒大さじ1〜2杯(5cc〜10cc)を目安に入れると、美味しく炊きあがります。
インスタントラーメンに入れて
ちょっと意外に感じられそうですが、インスタントラーメンに日本酒を入れるのも、美味しくいただけるアレンジ方法のひとつ。
インスタントラーメンをお鍋にかけ、火を止める寸前におちょこ1杯ほどの日本酒を入れてみてください。
旨味成分によりスープがまろやかな味わいに変化し、フライ麺特有の油の匂いも軽減されます。
カップ麺でも同様のアレンジは可能ですが、火にかけないぶんアルコールを飛ばすことができないため、入れるのは少量に留めるのがおすすめです。
入浴剤代わりに、お風呂に入れて
料理に使うだけでなく、日本酒を入浴剤代わりのお風呂に入れて楽しむ方法も。
いつものお風呂に日本酒を入れるだけで、ちょっとリッチな日本酒風呂に早変わりします。
一般的な家庭浴槽の場合、37〜38℃の温めのお湯に対してコップ2〜3杯の日本酒を入れるのがおすすめです。
お湯が弱酸性の滑らかな質感に変化し、お肌もスベスベに!日本酒の香りに癒やされながら、じんわりと身体が温まりますよ。
今年の冬は、日本酒で心も身体も温まろう
日本酒というと少し固いイメージがあったり、作法があるように感じたりするかもしれませんが、楽しみ方にルールはありません。
割って飲んだりお料理に使ったりと、飲み方やアレンジの仕方は自由自在!
今回紹介したのは、どれも身体をじんわりと温めてくれる、寒い季節にぴったりの方法です。
ぜひ今年の冬は、日本酒で心も身体も温めてみませんか?